komootをサイクリングで使う(準備編)

皆さんは自転車で出かけるとき、マップは使っていますか?
自分は以前はGoogle mapやiPhoneにインストールされているマップを使って目的地まで行っていたのですが、komootはルート作成や音声ナビも使えるので、楽に目的地までたどり着くことができるようになりました。


この記事ではkomootをサイクリングで使うための下準備を紹介します。

まずkomootは無料で使えますが、できる機能が限られています。
例えば、後述するルート作成については無料で出来ます。

新規アカウント登録したら”エリア“というのが一つだけ貰えます。例えば東京都や大阪府、愛知県といった47都道府県のどれか1つのことです。
このエリアを取得した地域だけ音声ナビオフラインマップを使うことができます。
ちなみに

シングルエリア“(46都府県のどれか1つ) 490円
エリアパック“(関東や中部、九州などの地方単位、北海道) 1100円
ワールドパック“(世界中のすべてのエリア) 3680円

ワールドパックについては新規登録してから一週間ほどはディスカウント価格で購入できますので、この機会に買うことをお勧めします。(自分も購入しました)
まだkomootを使っていくか分からないという方は、無料で一つもらえるエリアで試してから購入を検討してみてください。

他にもkomootには”komoot premium“というサブスクリプションがあります。
こちらは年間8600円(初年度4300円)で様々な機能が使え、ワールドパックも含まれています。

けど、支払いが月額制ではなく年単位なので気軽に試すことができない。
自分は加入していないのでそれぞれの機能がどんな感じか分かりませんが、もし加入したら記事にしたいと思います。

まずはサイトにアクセスして”新規登録またはログイン”をクリックします。
スマホの方はアプリをダウンロード。

komoot - ハイキング、バイク

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メールアドレス・パスワード・ユーザー名を入力したら、新規登録をクリック。
Apple・Facebook(Meta)アカウントでもログインできます。

これでアカウント作成は終了です。

ルート作成はPCでもモバイルアプリでも出来ますが、ここではPCでの操作を紹介します。

PC版(ブラウザ)での作業をお勧めします。モバイルアプリだと画面が小さくやりづらいです。

ルートプランナーのページを開きます。

スポーツの種類を選択します。選んだものによって、自動で作成されるルート(ロードバイクなら舗装路を優先)・平均速度が変わります。

初心者からプロまでレベルを選びます。レベルによって平均速度が変わります。(あまり気にしなくていいです。)

片道か往復ルートかを決めます。帰りは同じ道を走りたくないという人は、行きと帰りの片道ルートを二つ作るのがおすすめです。

出発地と目的地をクリックして決めると、自動でルートが作成されます。
例で新宿から奥多摩までのルートを作成しました。
このままでもいいですが修正した方が良い箇所がいくつかあると思うので、手直ししていきましょう。

例えば、赤線のように大通りをルートにしたい場合は、通りたいところをクリックし”ウェイポイント“を追加していきます。

ちなみに下にあるボタンですが、左にあるのはウェイポイントの順序を反転させます。(出発地と目的地が逆になる)
左から二番目のプラスボタンは、マップに表示させるアイコンのオンオフができます。初期状態だとハイライトしか表示されていないですが、飲食店や公園、宿泊施設、公衆トイレなど様々な施設を表示できるので、ルート作成の参考にしてください。

6つのウェイポイントを追加し修正しました。
こんな感じで気になった箇所を修正していき、ルートを作成していきます。


作成したら”ツアーを保存“を押します。
右上にあるプロフィールをクリックし、プルダウンメニューの中に”計画したツアー“があるのでそこに保存されます。

計画したツアー

先ほど作成したルートを開きました。

ツアーの名前を変更できます。

作成したルートの編集ができます。

ルートをGPXファイルとしてダウンロードすることができるので、ほかのマップアプリやGPSデバイスに取り込むことが可能です。

GPSファイルのインポート

.gpx / .tcx / .fitファイルをインポートできます。

右上のプラスボタンをクリックすると”GPSファイルをインポート“が出るのでクリックし、次の画面でファイルをドラッグ&ドロップもしくはアップロードしたら写真右の画面に移ります。

インポートしてルートを計画“は先ほど説明した、計画したツアーに保存されます。

アクティビティとしてインポート“は”完了したツアー“に保存されます。

アカウント作成時にアプリをダウンロードしていない方はアプリを入れましょう。
最初に作ったアカウントでログインします。

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左から順番に

  1. 探索
    他のkomootユーザーの投稿が見れます。
    そのルートでナビをすることもできますし、保存して自分好みのルートに編集することもできます。
  2. 計画
    PCと同じようにルート作成できます。
  3. 記録
    走行記録を残すことができます。また記録中に現在の速度や平均速度、移動距離を見ることができるので、サイクルコンピューター代わりに使うこともできます。
    こちらの機能については次回の記事で詳しく紹介します。
  4. プロフィール
    ツアーやハイライト、設定などメニュー全般があります。
  5. その他
    エリアパックの購入やサブスクリプション登録ができます。
マップのダウンロード

エリアや計画したツアーをダウンロードしておけば、電波の無いところでもマップナビが使えるようになります。バッテリー消費も抑えられるので、出かける前にダウンロードすることをお勧めします。

その他>エリアの管理>エリアの選択をすると上記画面が出るので、トグルをオンにすると対象エリアのダウンロードが始まります。
トグルをオフにすればダウンロードしたエリアを削除できます。スマホの容量と相談しましょう。
プロフィール>画面上部の設定ボタン>使用容量>こちらは一括で削除できます。

作成したルートもダウンロードしておきましょう。
プロフィール>計画したツアー>対象のツアー>オフライン用に保存のトグルをオンにするとダウンロードが始まります。オフにすれば削除できます。

以上でサイクリング前の準備編についてになります。実際に使ってみた実践編については次回の記事にて紹介します。
音声ナビやレコード機能、ハイライト機能についても説明してますので、ぜひこちらもご参考ください。

komootをサイクリングで使う(実践編)
前回の準備編に引き続き、kmootの使い方を紹介していきます。今回は実践編です。komootを使用してサイクリングに行ってきたので、その過程でのナビの使い方やツアー終了後の操作、ハイライト作成などを説明していきます。

最後にkomootを知るきっかけになった動画を紹介します。

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